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現在、私たちが視聴しているテレビはアナログ放送です。早いもので、1953年(昭和28年)の放送開始から高度経済成長とともに、テレビは日々の暮らしに欠かせないメディアとして、多くの役割を半世紀以上も担ってきました。そして今、テレビは大きな転換期を迎えようとしています。2011年7月24日をもって従来のアナログ放送は終了し、この日を境に、地上デジタルテレビ放送がいよいよ本格的にスタートすることになります。
 
 
地上デジタルテレビ放送は、わが国が進めているIT戦略の柱です。期限を決めて、一気にアナログ放送から地上デジタルテレビ放送に切替えようとする理由には、この機会に、各家庭におけるIT環境の格差を解消したいという目的もあります。地上デジタルテレビ放送は、情報を圧縮して伝えることができるため、高画質を実現するだけでなく、番組内容と連動したデータ放送を受信など、多様なサービスが可能になります。さらに、今後の電波需要増の解消にもつながるメリットなどもあるため、一日も早い全国への普及が求められているのです。 
 
 
デジタル放送は混信の影響を受けにくく、大幅にチャンネルを減らすことができる。余った周波数帯の電波を他の用途に使えるようになる。
 
 
 
地上デジタル放送への完全移行を知っている人の割合は、一般的には以下の円グラフのようになります(2006年3月総務省調査)。最近では、もっと増えていると思われますが、それでも浸透しているとはいえない状況です。
   

 
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